【2月・中間進化統一】ダブラコガシャヒーコリザアコイゴン2

はじめに

2月も対戦よろしくお願いします、鮮度きときと何者なんじゃもです。

今月の対戦は普段見られないポケモンが活躍・躍動する姿を見られる中間進化ポケモン統一でシングル6350でした。2月ということで、2番目、ということです。1番目と3番目があるから2番目が強調されるのであって、1進化が最終進化系のポケモンは使用禁止です。ちなみに一応存在する禁止級伝説は中間進化だろうが使用禁止です。

中間進化なのでもちろん進化前であり、「しんかのきせき」適用ポケモンしかいないのですが、特殊ルールで「しんかのきせき」は禁止となっています。普段とは違う戦い方が強制的に求められます。

なお、一応書いておくと、テラスタイプに縛りはありません。

環境の話

ありそうでなかった中間進化ポケモン縛りですが、普段の環境と大きく異なっていたので面白かったです。

まず、種族値は通常環境でもご活躍の合計515のポリゴン2が最大。
これに500のリングマ、495のブーバー、490にはS105で環境最速のエレブーと近頃まで最終進化だったキリキザン、485には初代サカキ様の切り札兼ライバルの手持ちでもあるサイドンとごく最近まで最終進化だったカミッチュ、465にレアコイル、455にオコリザルサマヨール、と続きます。(抜けがあるかもしれません)

600族や御三家の中間進化が405~420に集まりボリュームゾーンとなっており、感覚としてはこのあたりが通常環境の合計520~535(御三家とかブイズ系とか)くらいのイメージ。下を見れば、例えば250のマリルも唯一のタイプ&種族値詐欺で十分活躍圏内です。

素早さに目を向ければ、最速は先ほど書いた通りS105のエレブー。
これに102のドロンチ、97のゲコガシラ、95にゴーストとオコリザルジュプトル、94にラビフット、93にブーバーと続きます。(こちらも抜けがあるかもしれません)

素早さ調整は結局わかりませんでしたが、90族には破壊力ばつ牛ンのピカ様がいらっしゃるので、個人的にはこのあたりが昔でいう110族(もしくは130族?)のイメージでした。

環境の話、と銘打ったわりに数値の話しかしてないですが、あえて言えばノーマルタイプが数値的に強い環境だったと思います。
種族値2トップのポリゴン2リングマ、おなじみラッキー、高水準にまとまったヤルキモノ等々。

と、なると、かくとうタイプが欲しくなりますね。いろいろ考えましたが、わたくしはシーズン1でオコリザルを(しんかのきせきで)使っていたのでそれはもう……

パーティ紹介(種族値合計降順)

 
 ポリゴン2/テラスタイプ:ゴースト

ダウンロード@こだわりスカーフ
ひかえめ 163(20)-76-110-172(252)-115-110(236)
トライアタック/シャドーボール/じこさいせい/トリック
(S:最速97族抜き&ニャヒートと揃えた C:特化 H:残り A:最低値)

合計種族値515。環境トップ。進化後より耐久数値が高いのは有名な話。
4世代から対戦環境に一応いる私ですが、ポリゴン2を使うのは初めてです。ナンデコンナカンキョウデ…
こだわりメガネまでは見たことがありますが、こだわりスカーフはそうそういないでしょう。そんなことが真面目にできちゃうのがこの環境です。
無振でも高い種族値からかなりの硬さを誇り、特化した特攻から放たれる一致トライアタックはダウンロードで特攻が上がらずとも十分な破壊力です。
そのままの数値でダウンロード対策できているのも素晴らしいです。
ラスタルは同族の一致ノーマル技避け、弱点の格闘技避け、兼同じことを考えるゴーストタイプ(テラス)相手にシャドーボールを一致火力で撃ち込むため。
耐久面にほぼ振っていないので、ポリゴン2に寄せてしまう期待値よりペラかったですが、火力は十分でした。
当然のことながら、数値的にはポリゴンZの完全下位互換になります。ですが、考慮外の行動ができること、”相手の”進化の輝石所持ポケモンに対してスカーフトリックを決めることでポリゴンZを超えることができます。みんなもランクマで使おう!
おまけの情報として、採用順は最後どころか7番、ハクリューの枠を奪っての採用です。

レアコイル/テラスタイプ:ひこう

じりょく@ひかりのねんど
ずぶとい 157(252)-58-160(244)-140-90-92(12)
10まんボルト/てっていこうせん/リフレクター/ひかりのかべ
(S:4振り70族抜き HB:残り A:最低値)

合計種族値465。進化後より素早さが高いのは有名な話。
4世代で色違いを捕まえて、ずっとスカーフでレアコイルのまま愛用していた思い入れのあるポケモンです。「がんじょう」強化でかなり強化されたポケモン、懐かしいですね。
役割としてはノーマル技半減でのノーマル対策と、キリキザンの処理になります。Sもキリキザン(こちらも進化前より早い70族で有名ですね)意識になっています。
それでもって一定以上の役割を果たせるように、高い物理耐久を活かしての壁張型としました。けたぐりの通りの悪い環境で、瓦割されそうで怖かったですが…
ラスタルは弱点の地面・格闘を半減以下に抑える飛行を選択。
この型は数値的にはジバコイルの完全下位互換です。まさに、この環境ならではですね。もちろん、レアコイルだから速いんだろうな、と思わせての行動が可能ではあるので、みんなもランクマで使おう!

オコリザル/テラスタイプ:ゴースト

まけんき@きあいのタスキ
ようき 141(4)-157(252)-80-x-90-161(252)
ふんどのこぶし/ドレインパンチ/ちょうはつ/ステルスロック
(S:最速 A:ぶっぱ H:残り)

合計種族値455。進化後より素早さが高いのは有名な話。
パルデアでコノヨザルという進化先を得たことで進化の輝石適用ポケモンとなり、個人的に注目の的となり、シーズン1でマジで使っていたポケモン。技が結構器用なんですよね。
役割としてはノーマル対策枠ですが、先発で場づくりしたり、襷を盾に無理やり殴っていったりできます。もともとダウンロード対策不要な種族値なのもうれしいですね。
ラスタルは役割対象のノーマルタイプの技を無効(ついでに神速やマッパなどの先制技ケア)にしつつ、憤怒の拳の火力を高めるゴースト。
数値的にもタイプ的にもコノヨザルにはない良さを持つポケモンです。みんなもランクマで使おう!

ニャヒート/テラスタイプ:フェアリー

いかく@こだわりハチマキ
いじっぱり 172(252)-150(252)-70-90-71(4)-110
フレアドライブ/テラバースト/とんぼがえり/すてゼリフ
(A:特化 H:ぶっぱ D:ダウンロード調整)

合計種族値420。進化後より素早さが高いのは有名な話(3回目)。
ガオガエンとは素早さ種族値とタイプで、ウインディとは交代技で差別化可能な「立つな」猫です。
なんか孵化してたら♀夢色違いが出て危うくツイート(X)するところでした。
役割としては物理で負荷をかける枠ですが、2種の対面操作技で存外器用に動けます。上からフレドラでもよし、先行とんぼ(捨て台詞)で憤怒ゲージを溜めてもよし、後攻とんぼ(捨て台詞)で安全に裏を着地させてもよし。
ラスタルは他にフェアリータイプ(攻撃技も)がいなかったのでフェアリーにしましたが、割と自由に選べると思います。
この型は数値的にはガオガエンの下位互換ですが、タイプが違うので問題ありません。みんなもランクマで使おう!

ゲコガシラ/テラスタイプ:じめん

へんげんじざい@オボンのみ
おくびょう 155(204)-74-77(36)-104(4)-78(12)-163(252)
なみのり/アクロバット/どくびし/まきびし
(S:最速 HBD:ダウンロード調整しつつ総合耐久 C:余り)

合計種族値420。
ポリゴン2やラッキーに対し毒菱を撒きたくなるのは自然。95族を超える97族であり、93族のブーバーに水技、95族のオコリザルに飛行技を打てます。そんなわけで、草タイプへの打点確保の意味もあって下降補正ながらアクロバットを採用しています。
持ち物は消費しやすいもの、ということでオボンの実を持たせました。
テラスタイプは水・飛行ともに一貫される電気に対して勝ち筋を拾いに行ける地面としました。撒菱をマッドショットや泥かけにするのもありだと思います。
ゲッコウガに数値では勝てませんがタイプが異なります。水単タイプのおかげで、変幻自在によるタイプ変更を水技を打っている限りは猶予することができます。みんなもランクマで使おう!

はやくにめざめたダブラン/テラスタイプ:かくとう

さいせいりょく@とつげきチョッキ
ひかえめ 162(172)-x-80(76)-194(252)-81(4)-51(4)
みらいよち/エナジーボール/サイコショック/テラバースト
(C:特化 HBD:ダウンロード調整しつつ総合耐久、再生力意識の3n S:無振り同族抜き)

合計種族値370。しかし侮ることなかれ、特攻種族値は(たぶん)環境最高の125。
ニャヒートの威嚇もあり、サイクル戦がしたかったので突撃チョッキ&再生力で採用しました。積み技は当然ありませんが、未来予知による火力集中、サイコショックによる物理面での打点と受けづらいポケモンの仕上がりになっています。
ラスタルを切るつもりはあまりありませんでしたが、テラスタイプは悪を半減できる&悪タイプへの打点になる格闘で採用しています。ついでにポリゴン2も殴れますね。
数値的にはランクルスの下位互換ですが、Hの低さを活かしてがむしゃらや痛み分けをする道もあります。なので、みんなもランクマで使おう!

感想他

使えるポケモンをいろいろと眺めていたら、過去のポケモン対戦で使ったことのあるポケモンがちらほらいて面白かったです。レアコイルオコリザルキリキザン(使ってた当時は最終進化だった)、ラッキー、イノムーシードラハクリューメタングサナギラスピカチュウ
それでいてポリゴン2は使ったことがなかったので、ここがデビューの場か、と。

対戦は1戦目はゲコガシラオコリザルポリゴン2オコリザルポリゴン2の数値の高さ()が輝いた試合でした。ポリゴン2がぶっ飛ぶ相手の強火な火力も華がありました。
2戦目はニャヒートダブランオコリザルで望み通りのサイクル戦…サイクル戦ではなかったか…。ダブランが再生力で2体分のHPを使い活躍していました。オコリザルは角ドリル1発命中に加え同速・不意打ち択に揉まれてめちゃくちゃ憤怒してたと思います。

こんな記事を鮮度高めで書いてますが、私は3月の対戦企画用のポケモンの準備が終わりました。
いつでもどうぞ。浄化してあげます。