【変則タイプ統一パ・虫】統一対戦③-ガケガニギロチン-

はじめに

気付けばこの対戦を行ってからずいぶんと日が経ってしまった気がするんですが、経ってしまったものはしょうがないので今からせっせと書き始めます。ルールなんかは遡っていただいて察して欲しいんですが、みんなも四天王のリョウ君になって僕の私のドラピオンを見つけようというレギュレーションになります。

環境考察と言う名の戯言、ドラピオンは君に決めた

壮絶にいま眠いのでいつも以上に無意味な言葉を羅列していくわけですが、とりあえず虫統一におけるトップメタがウルガモスであることに異論はないでしょう。タイプが偉いのは勿論のこと、S100の素早さは大抵のポケモンよりも速く、様々な型の存在は対策を立てることを不可能にします。

それに対抗し得るポケモンとして、素人考えで思いついたのはストライク。ウルガモスより速く、舐めた真似をした防御無振りウルガモスであれば一撃で屠るスペックを持っているのは進化先にはない魅力です。

で、そうなって来ると強そうに見えてくるのは、これら二匹に4倍弱点を突ける岩技であることは間違いない訳で、蝶舞したウルガモスすら倒し得る物理岩技のロックブラスト(ストーンエッジは宗教上の理由でNG)を使えるポケモンを探していた時、目が合ったのが今回のドラピオンことガケガニだったわけです。

長いポケモンの歴史において、カニは伝統的に水タイプの中、岩タイプとして登場したガケガニ。虫かと言われれば私自身首を傾げたくなるものの、「蟹」と書くんだから似たようなものでしょう。蠍だって虫なんだから間違いない。

パーティ紹介

で、その結果生み出されたのはこちらのパーティ。自分でも改めて見て思うのは、あまり面白くないなあというもの。当初は蝶・蛾っぽいので揃えたり、特別枠でラランテスを考えたりもしていましたが、結局無難なところに落ち着いてしまいました。

一周回ってそれも自分らしさということで、今回はこれで押し通ります。

モルフォン@こうかくレンズ

おくびょう / りんぷん / テラス:むし
むしのさざめき / エアスラッシュ / ねむりごな / ちょうのまい
177(252)-×(↓)-80-111(4)-95-156(252)

前回に引き続きご登場のモルフォンさん。引き続き特性を変え忘れていますが、まともに使うなら色眼鏡にしましょう。前回以上にバトンする対象がいないので、今回はバトンをエアスラに変えました。まひるみで嫌がらせするなら痺れ粉の方が良かったかも知れません。元々はエクスレッグでも使おうかと思っていた枠でしたが、育成するのが億劫で再登板です。

ストライク@きあいのたすき

ようき / テクニシャン / テラス:ひこう
クロバット / インファイト / つるぎのまい / でんこうせっか
145-162(252)-100-×(↓)-101(4)-172(252)

ウルガモス(?)用ポケモン、というより一般的な虫タイプに対しては一定以上の役割が見込めるスタンダードストライクです。剣舞はまあ自由枠だと思いますが、襷あるなら積みたくなる教の信者なのでお許しを。インファについては、特別枠が格闘で狩りやすい気がしたのでの採用です。

クロバットであれば結構なウルガモスは倒せるはずで、石炎込みで結構いける計算だった気がしなくもないんんですが果たして。火傷だけは勘弁な。全然関係ありませんが、『アルセウス』のバサギリが出てくる森のストライクが強かった印象があります。

ウルガモス@たべのこし

おくびょう / ほのおのからだ / テラス:ほのお
ほのおのまい / ギガドレイン / みがわり / ちょうのまい
191(244)-×(↓)-96(84)-155(↓)-125-157(180)

虫統一最強ポケモン。取り合えず採用していないと舐められるので当然採用。最速モルフォンの上から身代われるようにSを振り、あまりは蝶舞でカバーできないB方面に振りました。ギガドレインはなんで入れたのかよく分からないんですが、特別枠とかで水タイプが来ると役に立つのかも知れません。恐らくは岩タイプ用、だったかな。あとは虫以外に相手がテラスタルした時、とかも意味があるかも。

初期のランクマで身代わり型に滅茶苦茶にされたので使って見ましたが、このレギュレーションで最適の解答かは疑問が残ります。

チヲハウハネ@こだわりスカーフ

いじっぱり / こだいかっせい / テラス:かくとう
フレアドライブ / インファイト / じしん / ワイルドボルト
161(4)-205(252)-99-×(↓)-125-133(252)

可愛い枠として採用。効果的かは分からないですし、今回唯一の趣味枠と言えるかも知れません。一応フレドラインファ地震ワイボと、対虫は当然、さらには虫をメタった枠と、一部の特別枠に採用される可能性のある岩や鋼なんかのポケモンに強く出られるのは強みでしょう。

後述のガケガニなんかが再生力で採用してますし、こだわりを解除する余裕もあるかもしれません。が、基本的には後発から出して上から弱点を突く、一対一交換が役割だと考えます。

ガケガニ@とつげきチョッキ

いじっぱり / さいせいりょく / テラス:いわ
ロックブラスト / 10まんバリキ / はたきおとす / ハサミギロチン
177(252)-167(252↑)-135-×(↓)-76(4)-95

ドラピオンウルガモスを始めとする岩4倍の攻撃を一度耐えてロクブラを当てる機械です。再生力を使えば再び一撃を耐える機械が復活します。ロクブラが効かないポケに対してのバリキ、腐らない汎用技叩き落とす、ワンチャンを掴めるハサミギロチンを採用しました。

テラスについては火力増加を見込んで岩にした覚えがありますが、定かではありません。面倒だったのかも知れません。ヌシポケの中ではスシコンビに次いで好きでした。再生力+とつげきチョッキは字面だけ見ると強そうですね。

フォレトス@メンタルハーブ

いじっぱり / がんじょう / テラス:むし
ロックブラスト / こうそくスピン / でんじは / ステルスロック
178(220)-132(76)-160-×(↓)-107(212)-60

皆さんご存知の通り、この環境でステロを撒くことが出来ればかなーり有利に対戦を進めることができるのは火を見るより明らかなので、フォレトスは順当に採用です。こいつの存在のために、よくわからないポケモンが虫として採用できてしまう環境になっているわけですが、こいつの優秀さに免じて許します。

今の環境はさておき、普通に使っても強いポケモンなので当然この環境でも一定以上の役割は果たしてくれるはずです。この環境のフォレトスを考えるうえで面白いのは、頑丈と防塵が共に採用の選択肢に入ることでしょうか。

努力値の振り方はちょっと定かではありませんが、ウルガモスの攻撃を耐えるかつ3発のロクブラでウルガモスに致命傷を与えられる、とかそんな感じだと思います。フォレトスにテラス切ったら負けなので、テラスは何でも良い。故に妥協の虫です。

おわりに

選出とかしっかり考えて動けばかなりやれるパーティになっていた気はするんですが、トレーナーの力量が足りませんでした。残念。最後になりますが、こんなよく分からないレギュでもメタとかが生まれそうな気配は感じたので、みなさんも是非色んなレギュに挑戦してみてはいかがでしょうか。

ではでは。