【SV旅パ】シングル①-HD激流ウェーニバル-

はじめに

今回はタイトルの通り、3人の旅パ同士でシングル対戦。ルールはテラスタル環境のごく普通のやつです。

といっても、旅を仲間にした個体での対戦は事前に行っていて、この企画ではこの企画用に個体を用意して行っているわけで。
だからお互いに相手の6体を事前に知っているし、メタは張り放題。さいきょうの旅パを目指して旅をしたわけでもないけど、バランスはいかほど?

顔ぶれ

これ、記事を書く上で3人のポケモンが分かっている前提でないと説明にならないので、まず3人の旅パのメンツだけ書いてしまいます。

  • ニャオハの人

マスカーニャ/デカヌチャン/ファイアロー/シャワーズ/ユキメノコ/ガブリアス

…全体的に速い。主人公ガブリアスが存在感ありますね。
純粋にきついガブリアス、ウェーニバルの水技を通さないシャワーズに、挑発持ち、特にファイアローを選出される予想。デカヌは同族を避けて出てこないでしょう。

  • ホゲータの人

ラウドボーン/パーモット/ブラッキー/ムウマージ/ウミトリオ/ボーマンダ

…ラウドブラッキーの硬さ。ウミトリオに旅を感じます。
刺さっているラウドボーンは出てくるとして、ウェーニバルやソウブレイズに投げられるため(ニャオハの人には出せなさそうだし)ウミトリオを選出される予想。あとは誰が来てもおかしくないけど、パーモットはマンダとペアになりそうなので切りました。

  • クワッスの人(クワッスは私でッス)

ウェーニバル/ドオー/オリーヴァ/タイカイデン/ソウブレイズ/デカヌチャン

…旅は新要素を感じるためのパルデア統一。タイプ被りなしもいつもの拘り。

 

順番的に私は最後に書くべきな気もしますが蓄えずに吐き出します。

パーティ紹介

最初の3匹がクワッスなパルデア旅パ(シングル)
ウェーニバル/テラスタイプ:みず

げきりゅう@たべのこし
いじっぱり 192(252)-154-100-x-117(172)-116(84)
アクアステップ/はねやすめ/みがわり/アンコール
(S:ランク+1で最速105族抜き、H:食べ残し効率の16n、D:余り)

対ホゲータの人用。ラウドボーンの天然を考えると自信過剰でAが上がっても意味がないので激流を採用。HDベースはラウドボーン意識で、Sはムウマージ(パーモット)意識。
致命傷となる鬼火を防ぐための身代わり、搦手や回復・積みを起点にするアンコールとHP管理の羽休め。
一致格闘技は硬いブラッキーに弱点を突けますが、身代わりアンコールで十分なので切り、アクアステップワンウエポンです。
正直ウェーニバルはどちらの相手にも選出するつもりでしたが、Dに振らないとラウドボーンがつらいうえ、シャワーズに通る攻撃技のスペースを用意するのが難しかったことからニャオハの人に投げられなくなりました。

 

ドオー/テラスタイプ:どく

てんねん@くろいヘドロ
わんぱく 237(252)-95-123(252)-x-120(4)-40
じこさいせい/たくわえる/どくづき/ボディプレス
(HB:特化、D:余り)

対ホゲータの人用。対ホゲータの人用としてはこちらがメインでした。要塞化を目指します。
天然ラウドボーンに対しても毒づきで毒が入ればドオーを突破されてもウェーニバルで打開できる、というプラン。ボディプレスは毒にならない鋼テラス意識です。毒テラスは切り。
持ち物はオボンのみか食べ残しが良かったのですが、他に取られていたので黒いヘドロです。おかげで無課金テラスとなっています。

 

オリーヴァ/テラスタイプ:あく

しゅうかく@オボンのみ
ずぶとい 185(252)-66-156(252)-145-130(4)-59
やどりぎのタネ/みがわり/ちからをすいとる/テラバースト
(HB:特化、D:余り)

対ニャオハの人用。最後に選出が決まった枠です。
ガブリアスに対して投げることを意識して防御特化、挑発持ちに対して草技は通りが悪いので切ってテラバーストワンウエポンです。
身代わりや挑発でほぼ機能停止なため、かなり選出しづらかったです。かといってグラスフィールドリーフストームのような攻撃的な型にしてもどのみちファイアローに通らないのでこれしかない、お願い通って、という型です。
悪テラスは弱点を突かれなさそうなタイプから最後に決めましたが、ユキメノコに通るテラバーストになるので良かったと思います。結果的に悪テラス込みなら一番通っていたのですが、まあ結果的で。

 

ソウブレイズ/テラスタイプ:くさ

くだけるよろい@きあいのタスキ
いじっぱり 157(52)-194(252)-100-80-120-131(204)
むねんのつるぎ/かげうち/テラバースト/つるぎのまい
(S:ランク+1で最速ファイアロー抜き、A:特化、H:余り)

対ニャオハの人用。火傷しない物理アタッカーとして。
岩石封じや地ならしを受けても抜けるラインまでSを振っています。
テラスタイプは地震を半減以下にできるタイプから迷った末、シャワーズへの攻撃性能で草を採用しましたが、オリーヴァとの相性は悪かったと言えます。育成完了した段階ではオリーヴァ選出する気がなかったから全く考慮してなかったですね。
もう少し心を強く持って剣の舞を押せていればもう少し活躍していたと思われるので、このポケモン自体は悪くなかったと思います。

 

イカイデン/テラスタイプ:こおり

ふうりょくはつでん@たつじんのおび
おくびょう 157(172)-67-88(60)-129(28)-81(4)-193(244)
ボルトチェンジ/おいかぜ/みがわり/テラバースト
(S:最速マスカーニャ抜き、HB:陽気ガブリアスの逆鱗耐え、C:余り、D:余り)

対ニャオハの人用。ニャオハの人に対してぱっと見で刺さっている1匹です。
ガブリアス意識の無振りの達人の帯氷テラバーストでマスカーニャを倒せることから飛行技は切っています。
ファイアローにS種族値で1負けているのが非常につらい。
追い風を有効に使えるポケモンですが、活かせる構築でないのが良くなかったかもしれません。そもそもシングルが追い風には逆風という話。じゃあダブルなら強いかというと…それはそれで活かせなさそうですが。
ガブリアスやマスカーニャが選出されなかったのでさほど活躍していませんでしたが、それでも役割はあったのでまずます。

 

デカヌチャン/テラスタイプ:はがね

わるいてぐせ@メンタルハーブ
ずぶとい 191(244)-72-141(252)-90-127(12)-114
てっていこうせん/アンコール/リフレクター/ひかりのかべ
(HB:ロジカル特化、D:余り)

対ホゲータの人用。やらせたいことがなかったのでドオーの要塞化サポートになりました。
このラインの素早さのポケモンがおらず、素早さに振らなくてよいのはお得感があります。
特性は消去法で悪い手癖となりました。珍しいですね。マニューラみたい。
デカハンマーの印象が強いですが、起点回避のために徹底光線を採用しています。鬼火されても火力が出るのもよいですね。

 

感想

久しぶりの企画もののシングル対戦。展開構築になりがちなところ、どちらの相手にも挑発があるのが重く、窮屈な構築となりました。もやもやしたまま突っ込んでうまく活躍させてあげられなかったのは悔しい反面、行けるだろ!と思って投入したポケモンが思った通り活躍したのは気持ちよかったです。

構築を考えるときの最初の大きな分かれ道として、選出の仕方で合計6匹全部出す(それぞれの相手毎に専用の3体を投げる)かどうかがありました。多少型バレしても通るなら、通りのいまいちなポケモンをベンチで休ませて無理に6匹を投げないことも考えられます。今回はそこまで魅力的な型は思いつかなかったのでおとなしく6匹に役割を与えています。と言いつつ、全員出したいっていう気持ちが強かったのかもしれませんね。

ランクマでは4月からは4災が解禁されてしまうので、それ以前のぬるい環境を味わっておきたいところですが、テラピース集めないとですね…