おはこん。
旅パ(オモダカ戦時点)同士でのシングル対戦で使用したパーティ紹介です。①からちょっと間が空きました。
ご存じの通りレギュレーションは実質シリーズ1、旅パで使用したポケモン(種類のみ、個体は別)を使用、事前に他のプレイヤーの手持ちも告知済みでのパーティ構築、総当たり対戦となっています。
御三家がそれぞれ別なので先の記事に倣って初期御三家で相手を考えます。
・こちらの使用ポケモン
ラウドボーン、パーモット、ブラッキー、ムウマージ、ウミトリオ、ボーマンダ
・対ニャオハ
マスカーニャ、デカヌチャン、ファイアロー、シャワーズ、ユキメノコ、ガブリアス
妖の通りがいいのでデカヌチャンが飛んでくる可能性があります。ガブリアスがボーマンダより2だけ速いのも厄介です。こちらの最速105族にたいして上取れるポケモンが多すぎます。
・対クワッス
ウェーニバル、ドオー、オリーヴァ、タイカイデン、ソウブレイズ、デカヌチャン
妖の通りがいいのでデカヌチャンが飛んでくる可能性があります。ドオーオリーヴァが嫌らしく、水に強く出られるポケモンが少ないのでウェーニバルもシンプルにきついです。
今回は先に相手がわかっている以上、どういう選出をするかを選出画面で考える必要はありません。6匹使い切る必要もないのですべてに適応する3匹を作るというのが一番コスパはいいですが、結局考えていくうちに6匹すべて選出する組み合わせとなりました。
ということで選出パターンは
Aパターン:ラウドボーン・ムウマージ・ウミトリオ(対クワッス)
Bパターン:パーモット・ブラッキー・ボーマンダ(対ニャオハ)
となりました。
ちなみにNNは旅パ準拠です。名のほうを使っていたので姓のほうです。
Aパターン
ラウドボーン NN:しんどう(進藤)
天然 控えめ H252C44S212 空振り保険
フレアソング/テラバースト(飛行)/歌う/怠ける
正直これで3縦するしかないというくらいには有効打がありません。
空振り保険発動で+1ウェーニバル抜きの調整、Hをぶっぱ、余りを補正もかけてCに振って火力を取りにいっています。テラスタルは無課金炎や草などを考えていましたが、ノーマルテラスソウブレイズに草テラスは頭悪そうすぎるので交代時に撃っても裏目の少なそうな飛行にしました。タイカイデンは出てくるとしたら先発と勝手に割り切っています。
身代わりあったら歌えないのでどうにもならないなと思っていたら身代わりあったので終わり。
ムウマージ NN:いとう(伊藤)
浮遊 臆病 H252S172B84 熱い岩
呪い/日本晴れ/道連れ/挑発
晴れ始動要員、先発です。岩晴れでラウドボーンの水耐性をごまかそうという魂胆ですね。メモみたらSが変に調整されてたんですがたぶん最速デカヌチャン抜きくらいなのかな?
晴れターンが長くてなかなか有効でしたが道連れよりも置き土産で全力退場構成でよかったと思います。まぁラウドボーンと置き土産は相性いまひとつなんですが…ウェーニバルの積み技も考えて天然でしたが、やっぱり猛火で良かった感じがしますね。
速い挑発は正義です。
ウミトリオ NN:つむぎ(紡木)
ぬめぬめ 意地っ張り A252S252H4 拘り鉢巻
アクアジェット/不意打ち/トリプルダイブ/置き土産
今回の問題児。弱い。
シングルで殴るなら結局置き土産というところで、あとは少しでも火力をあげるべく鉢巻を持たせました。
ぬめぬめはウェーニバルのアクアステップに合わせることでちょっとだけいいことがありました。クッションです。
Bパターン
パーモット NN:あおき(青木)
鉄の拳 陽気 A252S252H4 気合の襷
インファイト/電光装撃/冷凍パンチ/再起の祈り
こちらは基本的にボーマンダで全部倒せるように考えておりそのサポート。技範囲とそこそこ優秀なASを活かしてシンプルなアタッカーにしつつ、上を取っている相手には再起の祈りの択もあります。
たぶん普通に強い型です。
ブラッキー NN:てらかわ(寺川)
シンクロ 腕白 H252B252A4 オボンの実
草分け/くすぐる/黒い眼差し/月の光
ボーマンダが全部倒そうと思ったときに風船デカヌチャンと一部のガブリアス(変なテラスと拘り系)、シャワーズが無理だったので、それをすべて受けられるよう考えた一匹。
食べ残しではなくオボンの実を採用しているのはガブリアスの拘り逆鱗を受けることが厳しかったため、最初くすぐるから入れるようにしました。
くすぐる以外には先制のつぶらな瞳や2段階ダウンの甘えるが候補でしたが、シャワーズを突破するための草分け採用を決めた関係でBダウンをしないと打ち負けそうだったことから選んでいます。
無理なポケモンのうち初手でかち合う可能性が一番高いのが風船起点デカヌチャンで、その場合はおそらくブラッキーを合わせてもステロ即退きではなく居座り予想で起点にできる黒い眼差し、それにあわせて特性も電磁波に効果のあるシンクロにしています。
こんな企画なのであまりPP増やさず行きましたが結果デカヌチャンキャッチに成功したため、しっかりPPを増やしたほうが良さそうです。
ボーマンダ NN:みもり(三森)
威嚇 陽気 A252S252H4 拘りスカーフ
先発でとりあえず対面有利な技を仕掛けていくポケモン。相手のスカーフ以外は上を取ってほぼ1発で落とせるような技構成にしています。
マスカーニャにはダブルウィング、ユキメノコ・ファイアローにはストーンエッジ(命中不安)、デカヌチャンには地震(風船は無理なので交代)、ガブリアスにはテラバースト、初手の確率は低いですがシャワーズの場合は退きます。
対ユキメノコでのスカーフとエッジ外しは仕方ないので考慮から外し、そうなった場合はパーモットの再起でプランの建て直し。
対ガブリアスは相手の持ち物とテラスタルによるところで、相手がスカーフの場合は氷マンダはワンパンされないはずなので一度ブラッキー退き、鉢巻で崩された場合は上を取れているパーモットで対応、変則テラスタルでテラバテラバで倒せない場合もブラッキーバックしておきます。
さすがに一番強いボーマンダを軸にしているあたり正直こちらが表選出です。
好きなポケモンでやっているシナリオ進行なので、技構成などを考えるのは楽しかったです。
相手のポケモンが6匹丸々割れてる対戦環境というのも、通常では考えないテラスタル事情や技構成を考慮する必要があるのがなかなか面白いですね。
ところでテラピース節約が封印されたので、こういう企画ものでは今後無課金テラスタルが増えそうです。
それもある意味アイデア勝負ということで。