【SV旅パ】ダブル③--ズーワャシプンポロドイハ

はじめに

今回も引き続き旅パダブルのパーティ紹介、記念すべきトリを飾るのはニャオハを選んだニャオハの人こと私です。毎度ブログを書くのが最後になるのは今後どうにかしたいと思いつつ、早速本題。

一応、レギュレーションを確認しておくと、使用ポケモンはシングル同様トップチャンピオン撃破時の6匹。レベルは50、持ち物被りは不可で、今回はダブルなので6匹見せ合いからの4匹選出。従来と大きく異なるのは、一戦で勝負を決めるのではなく、先に二勝した方が勝ちのBO3形式ということです。

ただでさえダブルバトルに不慣れなのに、敵に手の内がばれた上での立ち回りを要求されるBO3形式はちょっと大変そうですね。ただ、これについては参加者全員同じ条件なので、楽しめればと思い戦いに臨みました。

戦いに臨むにあたって

各○○の人の手持ち雑感

ホゲータの人

ラウドボーン / パーモット / ブラッキー / ムウマージ / ウミトリオ / ボーマンダ

ダブルバトルというレギュにおいてまず目が行くのは、マンダの威嚇とパーモットの猫騙し、ムウマージのトリルや凍える風といった素早さ変更技でしょうか。威嚇を交替で重ねられるのは単純に厄介ですし、その戦術を可能にする耐久ポケモンがいるのも面倒くささに拍車をかけます。

クワッスの人

ウェーニバル / ドオー / オリーヴァ / ソウブレイズ / タイカイデン / デカヌチャン

イカイデンによる追い風とデカヌチャンの猫騙しは意識しておかないといけない技となることでしょう。また高耐久で場に居座りやすいオリーヴァがマジカルシャインや花粉団子、ゴーストタイプかつもらい火のソウブレイズがサイドチェンジを覚える点は見逃せません。

ニャオハの人

マスカーニャ / ファイアロー / ユキメノコ / シャワーズ / デカヌチャン / ガブリアス

疾風の翼から繰り出される追い風、一致濁流のシャワーズ地震・岩雪崩を使用可能な高水準アタッカーのガブリアスなど、自分で言うのも何ですがダブルで欲しい所がちゃんと揃っている印象。デカヌチャンが猫騙しを覚える他、マスカーニャトリックルームを使える点も地味偉ポイントでしょうか。

選出について

今回はダブルかつBO3でもあるため、シングルの際とは異なり選出を対戦相手毎に絞るようなことはしません。一応、一戦目の選出については書いておこうと思います。

ホゲータの人

対戦時のメモが紛失したため保留。見つかり次第記入します。

クワッスの人

ファイアロー、ガブ、ユキメノコシャワーズ

初手タイカイデンの追い風に対抗するため、追い風を先撃ち、もしくは疾風の翼で先制できるファイアローは確定。その結果、タイカイデンの電気技に強く、アローの横で雑に地震を連発してイージーウィンを狙えるガブリアスが横に並ぶことになりました。

シャワーズは先発二匹からの退き先として相性が良く、ウェーニバルに強く出られるのも好印象。ユキメノコについてはウェーニバルの格闘技を空かせる他、こちらのアタッカーであるガブ・シャワーズに強いオリーヴァに最低限有効打があり、ドオーのような絡め手が来た際の挑発要員もアローとは別に欲しかったので採用です。

クワッスの人のメモがあったため復元出来ました。感謝。

パーティ紹介

マスカーニャ@きあいのたすき

いじっぱり / しんりょく / テラス:草
トリックフラワー / はたきおとす / まもる / ふいうち
154(20)-178(252↑)-90-×(↓)-90-173(236)

シングルに引き続きあまり活躍の場はなさそうだと思いつつ、今回は上から殴れて最低限の役割を果たせるであろう襷アタッカーとして育成。技は一致技のみ。まもるはアタッカーの嗜みです。

挑発、サイドチェンジ、トリックルームなど、採用してみたい変化技はいくつもありましたが、使いこなせずに負けるくらいならと考え諦めました。

すばやさは最速にすることに意味を見出せなかったので、最速105族(パーモット、ムウマージ)抜きにしました。どちらに出すにも決め手に欠ける感じではありますが、出すことになるなら比較的通りの良いクワッスの人でしょう。

ファイアロー@おんみつマント

ようき / はやてのつばさ / テラス:飛行
ブレイブバード / ちょうはつ / おいかぜ / おにび
154(4)-133(252)-91-×(↓)-89-195(252↑)

典型的なダブル用のファイアロー。ワンウェポンと追い風は確定、鬼火もほぼ確定として軸を決めました。まもるの採用も選択肢でしたが、環境最速のすばやさから放たれる挑発は強いと思いこちらに。ワンウェポンに関しては、オリーヴァとウェーニバルに抜群が取れ、ソウブレイズにも当たる飛行技のブレバです。

猫騙し対策の霊テラスも考えましたが、そこは隠密マントで避けられるので節約無課金テラス。疾風の翼は使えなくなりますがピースは大事です。

基本的に追い風を擁するクワッスの人に出すことを考えて調整しました。ホゲータの人には出さない寄りのポケモンとなります。ちなみに岩四倍ポケモンのHPを偶数にしたのは初めての経験でした。

ユキメノコ@ひかりのこな

おくびょう / のろわれボディ / テラス:氷
れいとうビーム / こごえるかぜ / おにび / ちょうはつ
146(4)-×(↓)-90-132(252)-90-178(252↑)

サポート型枠。サポートに徹してHSに振ることも考えましたが、旅パでは貴重なタイプ一致氷技を評価していつもどおりのCSぶっぱ。余りは珍しくHに。

ダブル初心者らしく、考えなしに凍える風は確定として技構成を組み始めました。考えた末、相手の行動より先に撃てる変化技として鬼火・挑発の強さは群を抜いていると思いこのような形に。残る一枠はタイカイデンやボーマンダ、ドオー、オリーヴァなどに効く氷技として冷凍ビームを採用。手助けなんかはちょっと使ってみたかったですね。サポートに徹するなら冷や水なんかも面白かったかも知れません。

自信を持って選出する枠ではないものの、クワッス、ホゲータ両者に一定の活躍は見込めるポケモンだと思います。ちなみに持ち物は襷安定ですが、マスカーニャに取られてしまったのでいつでも何かが起こり得る粉に。正直、炎半減実が一番無難だった気がします。

シャワーズ@たべのこし

ひかえめ / ちょすい / テラス:炎
ハイドロポンプ / れいとうビーム / だくりゅう / まもる
208(20)-×(↓)-108(220)-178(252↑)-116(4)-87(12)

今回は受け寄りではなく中速アタッカーシャワーズです。努力値は無振りラウドボーン抜きのCぶっぱ、残りは耐久調整。耐久が生きるよう、場持ちに繋がる食べ残しを持たせます。

技構成はダブル最強技の一角(?)濁流、技範囲を広めるための冷凍ビームはほぼほぼ確定として考え、狙われやすいことからまもるも早々に決まりました。テラスタイプはオリーヴァ対面時に生きそうな炎テラスだったため、テラバもなくはなかったものの、ラウドボーンに強く出られることを優先しプンポロドイハに。命中不安定技は嫌いでシングルだったら使うのを躊躇うのですが、今回はダブルなので使っていくことにします。

どちらのパーティにも刺さるポケモンであるため、基本的に出す方向で考えていました。後述するガブと比べても使い勝手は良いですし、実質このパーティのエースのような存在だと思います。

デカヌチャン@オボンのみ

いじっぱり / マイペース / テラス:妖
デカハンマー / じゃれつく / てだすけ / ねこだまし
186(204)-139(252↑)-103(44)-×(↓)-126(8)-114

シングル時のような純粋な起点要員としてではなく、殴ることも考えての育成です。性格はいじっぱりのA特化、残りは耐久調整です。性格はマンダの威嚇とかち合う読みのマイペース。このレギュでは安定択ですね。

技は猫騙しは確定、残りは攻撃寄りの選択として現代に蘇った巨獣斬ことデカハンマー、妖タイプ一致技のじゃれつくを選択しました。残る一枠は電磁波などの各種変化技やダブルらしいフェイントなどと迷ったものの、最終的にタイプ相性等で置物になった際にも仕事ができる手助けを採用。

基本的にホゲータの人向けのポケモンではありますが、猫騙しの存在からクワッスの人に出しても最低限の仕事はしてくれるポケモンです。

ガブリアス@クリアチャーム

ようき / さめはだ / テラス:鋼

ドラゴンクロー / いわなだれ / じしん / まもる
184(4)-182(252)-115-×(↓)-105-169(↑)

主人公。特に代わり映えのしないアタッカーガブリアスです。当初は追い風や鬼火などでサポートしつつ、剣舞して全抜きとも考えていましたが、下手をすると死に技になりかねないリスクを嫌ってスリーウェポンの1まもるです。ゲームが一回で終わるのなら剣舞もありだったと思います。

地面技は威力を優先した地震、常にワンチャンを狙える岩雪崩、アタッカーの嗜み・守るは確定で考え、四枠目は単体を狙える一致技としてドラクロを選びました。ダブルにおける地震をどう考えるのかは分かりませんが、ファイアローの存在と、守るを採用したポケモンがそれなりにいることを踏まえて行けるとしました。

癖のないアタッカーなのでシャワーズ同様にホゲータ・クワッス両名に出すポケモンとなります。ちなみに、地震で呪われボディのユキメノコを巻き込むと金縛られることがあるので注意が必要です(実体験)。持ち物は威嚇をメタるためのクリアチャームです。

おわりに

ダブルバトルかつBO3形式と、これまでにない試みではありましたが、ダブルらしい読み合いなども発生し、思った以上にダブルバトル出来て楽しかったです。また、パーティ構築段階で相手のびっくりテラバーストを考慮に入れないで動けたのは少し新鮮でした。

普段シングルばかりでダブルは剣盾の色違い三鳥を貰うために潜ったのが最後でしたが、やはりダブルはシングル以上に読み合いが多く、多角的な視点が必要になりますね。新鮮で面白い反面、技選択の時間が全然足りず、ダブルやってる人はすごいなあと思いました(小並感)。

では、今回はここまで。次回は恐らく前シーズン準拠のシングルパーティ紹介になると思います。早めに書きます。