【SV旅パ】ダブル②-サイドチェンジソウブレイズ-

何者なんじゃ?

クワッスです!

ダブルの記事が上がったのでダブルの記事を書いていきます。

先のシングル対戦(「【SV旅パ】シングル」シリーズ)では①(HD激流ウェーニバル)として紹介したパーティです。

使用ポケモンこそ3人ともシングルと同じですが、今回はダブルバトル。しかもBO3形式と慣れない試合形式の企画となりました。

ダブルという視点で改めて3人のポケモンを振り返ってみましょう。

顔ぶれ

  • ニャオハの人

マスカーニャ/デカヌチャン/ファイアロー/シャワーズ/ユキメノコ/ガブリアス

…一致濁流、一致地震が単純にして脅威。これを連打されるのが一番きつい。猫騙し・追い風をはじめとしたダブルならではの器用さも拍車をかける。シングルでもそうでしたが全体的に上を取られているので厳しめです。

  • ホゲータの人

ラウドボーン/パーモット/ブラッキー/ムウマージ/ウミトリオ/ボーマンダ

…マンダの威嚇とパーモットの猫騙しが厄介です。範囲火力としてはラウドボーンの熱風があり脅威。ウミトリオで弱点保険発動させられると全て破壊されかねません。そしてなんといっても何をやって来るのか分からない不気味さがあります。

  • クワッスの人(クワッスは私でッス)

ウェーニバル/ドオー/オリーヴァ/タイカイデン/ソウブレイズ/デカヌチャン

…後ろ3匹が追い風、サイドチェンジ、猫騙しでダブルらしくサポート。相方のいるダブルでは自信過剰を狙いやすくウェーニバルはサポートし甲斐があります。範囲火力としてはドオーの地震、オリーヴァのハイパーボイスマジカルシャイン、タイカイデンの放電。

これを踏まえた上でのパーティ紹介、いってみましょー!

パーティ紹介

旅パダブル(くわっす)
ウェーニバル/テラスタイプ:みず(♀ NN:ウェニパール)

じしんかじょう@おんみつマント
いじっぱり 167(52)-189(252)-100-x-95-131(204)
みきり/アクアステップ/ローキック/アイススピナー
(S:ランク+1で最速126族(ファイアロー)抜き A:ぶっぱ H:余り(奇数))

シングルでは控えて打っていましたが、ダブルでは満を持しての自信過剰エース。基本的に全試合選出する予定でした。
見切りで機を伺いつつアクアステップで破壊していきます。テラスタイプも破壊力重視の水。1回のアクアステップで環境最速のファイアローまで抜けるので、猫騙しをはじめとした1ターンの場づくりの恩恵を大きく受けます。
ローキックは襷持ち(マスカーニャ・パーモット想定)やシャワーズ*1意識。インファイトと違って耐久下がらないので軽く使いやすいです。
アイススピナーは無論氷4倍ドラゴンたち意識です。
ローキック・アイススピナー・アンコールの3技から2枠を争いましたが、正直どれも強いですね。
持ち物も最後まで悩みどころで、鬼火・ほっすり対策のラムの実、猫騙し・凍える風・濁流・ほっすり・岩雪崩対策の隠密マント、どちらもあると思います。他にも威嚇・凍える風・濁流対策のクリアチャーム、威嚇・凍える風・濁流対策兼インファイト用の白いハーブあたりが候補にいました。
最期まで悩みましたがBO3というところも意識して、一度見られたらケアされるラムよりも、役割を遂行させない隠密マントを選びました。火傷してもそこそこ火力出ますし!*2

横に並べたい味方:ソウブレイズ(サイドチェンジ)、タイカイデン(追い風・がむしゃら)、デカヌチャン(猫騙し)

 

ドオー/テラスタイプ:ひこう(♀ NN:ジオー)

てんねん@オボンのみ
ずぶとい 237(252)-x-123(252)-x-120(4)-40
じこさいせい/たくわえる/てだすけ/どくどく
(HB:ぶっぱ、D:余り)

詰ませるタイプのドオー。1試合目は出さず、挑発持ちを見極めた後、倒されそうな相手がいなければ2戦目以降ラストに投げるプランでした。ホゲータの人にはかなり投げそうという想定でいました。
技はシンプルに蓄える+自己再生に毒毒。残り一枠は守る@黒いヘドロも案にありましたが、テラスタイプが元タイプと変えたほうがチャンスが広いとみて飛行になったため、横のサポートに手助けとなりました。おかげさまで誰の横に置いても文句は言われません。
持ち物は蓄える機会を生みやすいオボン。挑発は先に倒しておくことでメンハは不要なのです。
特性はシャワーズ意識なら貯水ですが、弱点保険orフレアソングラウドボーンを警戒しての天然です。
全く想定していなかったホゲータの人の戦法に対して必中毒毒がぶっ刺さりました。

横に並べたい味方:オリーヴァ(こぼれ種・花粉団子)、ソウブレイズ(サイドチェンジ)

 

オリーヴァ/テラスタイプ:フェアリー(♂ NN:フリーズァ)

こぼれダネ@とつげきチョッキ
ひかえめ 185(252)-66-110-194(252)-129-60(4)
ギガドレイン/だいちのちから/かふんだんご/マジカルシャイン
(HC:ぶっぱ、S:余り(追い風下でランク-1の最速110族抜き))

特殊アタッカー兼対地震要員。積極的に出したいポケモンではなかったですが、なんだかんだで必要なポケモンでした。
特性だけで地震に対するケアになり、マジカルシャインでドラゴンの弱点を突き、チョッキを盾にシャワーズとも打ち合える、ニャオハの人意識強めのポケモンとなりました。
素早さは上に書いた他、ランク-1の20振りまでのラウドボーン・28振りまでのシャワーズが抜ける数値になっています。大地の力でラウドボーンに、ギガドレインシャワーズに弱点を突けます。ローキックウェーニバル採用の結果見えてきた世界です。
花粉団子はドオーの積みのサポートや、ソウブレイズとの並びをより強固にする意識。一応、ブラッキーに対する打点でもあります。
「守る」のないポケモンはどうなの?と思いましたが、どの攻撃技も抜きがたいのでまあありだったかなと。守る+追い風をしたいポケモンでもないですし。
当初案は素早さにかなり厚く振って追い風下でのどスプレーノーマルテラスハイパーボイス連打でしたが、冷静に考えてノーマルの通りが悪かったので没となりました。
ボックスを圧迫していた色違いで、対600族ドラゴンのために今回唯一テラスタイプを変えたポケモンです。

横に並べたい味方:ソウブレイズ(サイドチェンジ)

 

ソウブレイズ/テラスタイプ:くさ(♂ NN:ゾウブレイン)

もらいび@たべのこし
いじっぱり 181(244)-177(124)-102(12)-x-121(4)-120(124)
まもる/サイドチェンジ/むねんのつるぎ/かげうち
(S:ランク-1の最速110族抜きのデカヌチャン抜き、HB:陽気ガブリアスの無強化ダブル補正地震をだいたい耐える、A:残り、D:余り)

構築の起点にしてパーティの要。ソウブレイズのサイドチェンジからこのパーティは始まりました。
ほどほどの火力・耐久・素早さに無念の剣による場持ちの良さがあります。
そして抵抗・無効タイプが多く、味方との相性補完が優秀なうえ、サイドチェンジで場を乱します。なかでもオリーヴァとの相性補完は出木杉くん。
範囲技はもちろん、優先度の都合上猫騙しも防げませんが、あらゆる味方の横に並べたいポケモンとなりました。
技は前述に加え、食べ残しと合わせてさらなる場持ちをもたらす守る、高めの攻撃により相手を縛りやすい影打としました。挑発も入れたかったですが枠がなく断念。
テラスタイプは防げない範囲攻撃濁流・地震を両半減する草。貰い火のおかげでテラスを切ってもサイドチェンジ補完があまり崩れません。

横に並べたい味方:ウェーニバル(濁流一貫切・ローキック・火力担当)、オリーヴァ(濁流一貫切・こぼれ種・火力担当*3)、タイカイデン(追い風・がむしゃら)、デカヌチャン(岩石封じ・火力担当)

 

イカイデン/テラスタイプ:でんき(♂ NN:ダイタイダン)

ふうりょくでんき@きあいのタスキ
おくびょう 145-67-81(4)-157(252)-80-194(252)
まもる/おいかぜ/10まんボルト/がむしゃら
(S:最速、C:ぶっぱ、B:余り)

追い風、だけでなくタスキがむしゃらによるサポートを行います。素早さラインの都合上、ソウブレイズよりも分かりやすくパーティの要です。
自信過剰エースやソウブレイズの影打等を考えると、がむしゃらで削るのが相手を選ばず強力に見えました。ダブルだと守るで消されやすそうな風力電気による充電状態を温存しておくのは相手目線プレッシャーになれたかな?
追い風・がむしゃらは確定として、電気技は味方の行動を縛る放電は避けて10万ボルト。残り一枠は風力電気に対する守るを見られる守るとしました。
テラスはまず切らないでしょうから無課金テラスのうち電気を選択。猫・マッパを防げるゴーストが理想だと思います。

横に並べたい味方:ソウブレイズ(サイドチェンジ・影打)、デカヌチャン(猫騙し)

 

デカヌチャン/テラスタイプ:はがね(♀ NN:デカスジャン)

マイペース@メタルコート
いじっぱり 187(212)-139(252)-98(4)-x-126(4)-119(36)
まもる/ねこだまし/デカハンマー/がんせきふうじ
(A:特化、S:ランク-1の最速110族抜き、HB:陽気ガブリアスの無強化ダブル補正地震をだいたい耐える、D:余り)

何といっても猫騙し。そして、シングルでは何やら光線を入れていましたが、今回は満を持してのデカハンマーを担いできました。
ソウブレイズ同様、ほどほどの火力(デカハンマーのみ)・耐久・素早さがあるうえ、何といっても猫騙し。猫騙しがあるのでパーティの要でした。またかよ。
猫騙し・デカハンマーに加え、デカハンマーのクールタイム待ちに使える守る、クールタイム待ち兼素早さ操作兼炎への打点となる岩石封じで4枠埋まってしまいましたが、他にも守るを崩すフェイント・アンコール、味方の貰い火や相手の威嚇・天然を目標にスキルスワップなどなど入れたい技はたくさんありました。
テラスタイプは切るつもりもあまりなく、無課金テラスからデカハンマー強化の鋼にしています。ボックスを圧迫していた野生産の色違いという理由が強いです。
持ち物はラムも考えましたが、相手に割れにくいものが良いと思い、メタルコートにしています*4。鋼の通りは良くないですが、破壊的な技威力のおかげで半減でもじゃれつくよりダメージが出ます。
あ、特性はいつもの威嚇対策マイペースです。……といいつつ、スキルスワップをローキックウェーニバルとなる前まで採用する予定だったので型破りが有力でした。悪い手癖もあり得ましたが持たせて強いもちものが分からず終了。

横に並べたい味方:オリーヴァ(こぼれ種)、ソウブレイズ(サイドチェンジ)

 

感想ほか

慣れないダブルバトルにBO3形式。思っていたより楽しかったです。ガッチガチのダブル構築というわけでもないので、1コンボが通ってそのまま終了という感じでもなく、じりじりとした熱いバトルでした(?)。

BO3形式ということで、技を隠すとかあると思いますが、そんな余裕なかった。負けそうだな、となっていても守るの読みがかみ合えばまだ捲れる!みたいな場面もあり、やっぱりそんな余裕はなかったです。型バレしても強い型を目指したのはありますが。

 

選出を振り返ってみると…

  • 対ニャオハの人

イカイデン/ウェーニバル/デカヌチャン/オリーヴァ
イカイデン/デカヌチャン/ウェーニバル/オリーヴァ
ソウブレイズ/ウェーニバル/タイカイデン/デカヌチャン

  • 対ホゲータの人

イカイデン/デカヌチャン/ソウブレイズ/ウェーニバル
ソウブレイズ/オリーヴァ/ドオー/ウェーニバル

たぶんこのはず。ちゃんとウェーニバルは全試合出てますね。そしてドオーを1試合しか出していないので、要たちも必然的にかなり出てます、が、ソウブレイズはニャオハの人には出しづらかったんですね(今更)。

選出していて思ったのは、とにかく枠が足りないということ。
ウェーニバルは入れるとして、追い風のタイカイデン、猫騙しのデカヌチャン、え、もうあと1枠?ソウブレイズ&オリーヴァ入らないじゃん!ドオーすんねん!

あと、技選択時間もとにかく足りない。最悪時間切れで勝手に出る技として守る系の技を上に置いていましたが、裏目に出て2連守る失敗で頓死したり、相手が間に合わなかったおかげで勝ったり。
2体目の技選択してるときに1体目に戻って選択しなおしてもう1回2体目の技選択して…大変ですね。

私の記事はここまで。次回、皆さんお待ちかね、ニャオハの人の記事が上がります。お楽しみに!というか楽しみです!

*1:オリーヴァが上から動けるように

*2:しれっと発動するので見逃されやすいし!

*3:花粉団子はサイドチェンジに対応できず…

*4:ダメ計すれば分かるとかは知らないです