前の記事でなんて変な企画やっているんだと思った皆さん、また会いましたね。家にいて欲しいポケモン統一対戦のパーティ紹介記事再びです。
「正確」と思われるレギュレーションについては前の記事をご覧ください。筆者の理解としては、使ってよいポケモンは自分が「家にいて欲しい(≠いない方がいい)」と思うポケモンであることが第一で、第二に一般的な家(ただし庭なし)の屋内にボールから出しておけるサイズ感であることが条件です。
「一般的な家」の理解としては、アパート、マンション、戸建て等は問わないと思っていました。「広々とした」テラス、バルコニー、ベランダはなし、ただし布団や洗濯物を干したり、室外機を置ける程度の広さのベランダは一般的で許容されると思っていました。
また、普段は家の中にポケモンを出しておくとしても、時々外に出してあげるのはありという認識です。
生育環境はポケモン界の緩さを踏襲し、「海のポケモンは海水を常に供給できないとだめ(=一般的な家では同居困難)」というような縛りはなしです。かといって、お魚をその辺の床に放っておいてよいわけではないです。
メンバー構築について
さて、前述のような筆者の理解で組まれた「家にいて欲しいポケモンパ」の構築ですが、どのような役割を採用した(構築した)かを書いておこうと思います。
①リーフィア…一番「家にいて欲しい」ポケモン
これに関しては特にひねりもなく、筆者が一番家にいて欲しいと思ったリーフィアがサイズ感などの縛りも満たしているため採用となっています。外見、鳴き声、さらには周りの空気をきれいにするという図鑑説明までもが筆者の心を満たしています。
②「空を飛ぶ」で飛べるポケモン
こちらは最近のポケモンでは影が薄いですが、往年の秘伝技「そらをとぶ」で空を飛ぶ際に快適なポケモンを採用したい枠となっています。リアルな物理学で筆者の体重等を考慮、はしません。ポケモンアニメの世界の物理法則くらいを考えています。大きいポケモンは家にいられないし、入ったとしてもかわいそうです。一方、小さいポケモンは筆者を乗せるとかわいそうなのでサイズ感が重要な要素となりました。
ここではタイトルにも書いたヨルノズクが採用されました。四六時中飛び回っている印象もなく、家の中でも長時間止まり木に止まっていることを好んでくれそうです。たまに窓を開けて外に出してあげてね。
元々は筆者が乗ることを考えておらず、漠然と鳥枠を欲していたので疾風の翼ヤヤコマが採用されていました。
③暑い夏を快適に暮らせるポケモン
季節的な後押し(???)もあり、ひやりとするポケモンを欲していました。ですが、考えると氷タイプである必要性もなく、「凍える風」を覚えるようなポケモンであれば十分です。「水を生み出せる」要素もできれば欲しいところ。
この枠は自由度が高かったので後で決めることにしました。
似たような観点で「電気を生み出せる」か、というのがありますが、ポケモン世界だとポケモン1匹で街の電力を生み出すのが普通に行われているので、個人で所有する必要性はそこまでないと思いました。
④家人を手伝ってくれる理性的なポケモン
全員がかわいいペット系のポケモン、というのもそれはそれでいいのですが、家としての完成度を上げるならば、人間の手伝いができるような理性的なポケモンもいて欲しいところ。この枠には是非サイコパワーを使えるポケモンをお迎えしたいと考えました。
⑤リーフィアと仲良く遊んでくれるポケモン
見てるだけで幸せでしょう?サイズ感はそろっていた方がいいですね。
⑥全体のバランスと心を満たすポケモン
他の5体を決めてから、最期に決めました。
パーティ紹介
リーフィア
高さ:1.0m 重さ:25.5kg
♂ 葉緑素 意地っ張り 171(244)-178(252)-151(4)-x-86(4)-116(4)
ソーラーブレード/グラススライダー/穴を掘る/剣の舞@命の珠
役割:①家にいて可愛がられる、家人にすり寄る、他のポケモンと遊ぶ、自然と空気がきれいになる、命の珠DMアタッカー、積みエース
晴れていない限りダイマックスしないと戦えません。ソーラーブレードダイソウゲンでグラスフィールドを貼った後のグラススライダーはおしゃれかなと。
対戦での役割はさておき、筆者の心に役割を強く持っています。窓辺の日向で一緒にごろごろしたいですね。主観的な話ですが、ゴリランダーのグラスフィールドよりリーフィアの張ったグラスフィールドは透き通った緑、新芽、ソーラーブレード、という印象です。
ヨルノズク
高さ:1.6m 重さ:40.8kg
♀ 色眼鏡 控えめ 175-x-70-151(252)-127(84)-112(172)
暴風/羽休め/催眠術/悪巧み@空振り保険
役割:②空を飛ぶ、もふもふ、催眠術、DMアタッカー、積みエース
サイズ感からキミに決めた!となった空を飛ぶ枠のヨルノズク。2世代の旅パでの思い入れも強く、好きなポケモンです。普段の対戦では息ができていないのでこういう機会で選出出来て嬉しかったです。催眠術で眠れない苦しい夜とおさらばできるのも非常にうれしいところです。
C特化で151と非常に火力がないですが、色眼鏡ダイジェットの一貫性は高いので悪巧みを積めてしまえば意外と突破力があるかもしれません。書かなくても分かると思いますが、S1段階上昇時実数値168の最速100族抜きです。
ルガルガン(たそがれのすがた)
高さ:0.8m 重さ:25.0kg
♂ 硬い爪 意地っ張り 150-185(252)-85-x-86(4)-162(252)
ストーンエッジ/アクセルロック/インファイト/ドリルライナー@拘り鉢巻
役割:⑤リーフィアと遊ぶ、もふもふ、スイーパー
アローラ地方の家では非常に一般的なイワンコの進化系。リーフィアより少し小さいサイズで程よくやんちゃな感じがします。まひるのすがたも考えましたが、たそがれのすがたが一番もふりしゃすでした。
対戦での役割としては、鉢巻アクセルロックでのスイープ性能が高そうです。まあそんなことよりもふれや。
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ゴチルゼル
高さ:1.5m 重さ:44.0kg
♀ かげふみ 穏やか 175(236)-x-115-115-176(236)-90(36)
アシストパワー/コスモパワー/挑発/眠る@カゴの実
役割:④サイコお手伝い、危険感知、受けル破壊、要塞、TOD
エスパーのお手伝い枠は人型のゴチルゼルとしました。サーナイト等も考えましたが、家に受けが広いのはゴチルゼルかなと。感情はそこまで出ず、いろいろと手伝ってくれそうです。他のポケモンとの力関係で言うとこのポケモンが最も強い、「怒らせると怖い」立場にあると思われます。また、将来の危険を予知してくれるというのも普通に優秀でしたね。本当に陰ながらサポートしてくれそうです。
対戦での役割はガチのゴチルゼルになってます。固執する必要もありませんが、H16n-1、D11nですね。Sは環境の低速読みで割り切ってます。
トリトドン(ひがしのうみ)
高さ:0.9m 重さ:29.9kg
♀ 呼び水 穏やか 218(252)-x-88-112-145(236)-62(20)
熱湯/大地の力/自己再生/あくび@オボンの実
役割:③ひやっと、③水、すべすべまんじゅう、特殊受け
現実世界では飼育困難なウミウシも、ウミウシポケモンなら家に出しておけます。かわいいうえに、凍える風での涼風、湧き出す水と実利面もばっちり。
個体自体は昔育てたものをそのまま使っています。B個体値30、4振り40族(ドサイドン)抜き。
ウインディ
高さ:1.9m 重さ:155.0kg
♂ 威嚇 図太い 197(252)-x-145(252)-120-101(4)-115
燃え尽きる(大文字)/バークアウト/朝の陽ざし/鬼火@ゴツゴツメット
役割:⑥でっかいいぬ、もふもふ、物理受け
でっかいいぬへの憧れ。個人的に今回の企画の許容最大サイズは2m(ヘビのような細長い系は除く)だと思っていたので、家にいて欲しい最大クラスのポケモンです。全体のバランスを見たところルガルガンが安心してじゃれつけるポケモンが欲しくなり、筆者が身体を預けられるような大きくて暖かい存在もまた欲しかったことから、白羽の矢が立ちました。個人的な好みから実はニューラを採用(あかし厳選済み)していた枠ですが、やっぱり今見てもウインディじゃないとダメですね。
基本的には穏やかに面倒見の良い立場だと思いますが、彼がルガルガン等につられて羽目を外してしまってもゴチルゼルさんがいるので大丈夫です。
個体自体は炎統一でベンチ入りになった個体と同一ですが、気づかぬうちに燃え尽きるが大文字になっていました。
その他のこととか
運用方法や選出パターンは特に決めていなかったです。せっかくなのでリーフィアを活躍させたいなあとは思いましたが、見るからに活躍の場はなさそう。なんならルガルガン使ってみたいな、というような塩梅。
色々と理解の難しい縛り・企画でしたが、魔境と化した対戦環境ではなかなかお目にかかれないようなポケモンにも日が当たるのはよかったですね。
今後も面白い企画の持ち込みお願いします。